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Cross TALK
02
多様な立場・価値観の社員が語る
東京不動産管理

- MEMBER -

  • 菊地
    Kikuchi
    2014年入社
    首都圏第1支社 
    営業・事務グループ
  • 櫻井
    Sakurai
    2013年入社
    経営企画部
  • 齋藤
    Saito
    2011年入社
    営業第2部

- OUTLINE -

最初の配属では現場で設備管理を担当し、そこからそれぞれ多様なキャリアを歩んできた3人。現場を離れ、立場が変わったからこそ分かる東京不動産管理の魅力や、長く勤めているからこそ感じる当社の変化、これからの未来について語ってもらいました。

現在の仕事内容と
異動して気づいたこと

菊地
私は現在、営業・事務グループで、主にオーナー様やテナント様に対して、ビル管理業務の定期契約や仕様変更等に関する諸手続きを行っています。また、現場の設備員とも連携し、日々「安全・安心・快適」なビル管理を提供できるように努めています。営業的な経験も必要だと感じていた中で機会を与えていただき異動しました。入社してしばらくして常駐管理から巡回管理に異動したのですが、上席が設備員だけでなく営業さんにも協力を仰ぎ、一緒にトラブルを解決しているところを見て、営業の仕事も知っておくことが今後のためにも必要だと思ったことがきっかけです。
齋藤
私の所属する営業第2部は同じ営業という名前は付きますが、親会社である東京建物との窓口役を担う部署になります。東京建物が関わる当社管理物件における各種業務対応を行っています。例えば方針の協議と社内展開、行政報告業務のとりまとめ、東京建物に提出する小修繕見積書の査定、管理業務におけるIT技術などの試験導入に関する業務などですね。櫻井さんは、今は経営企画部ですが、以前は品質管理部でしたよね。
櫻井
はい。私は現場を経験後、管理現場のサービス品質の維持・向上・補完などを担う品質管理部に異動しました。各現場へは毎年インスペクションを実施しに行っていました。現場からすると「来たぞ」という感じですよね(笑)。
菊地
採点されるわけですからドキドキしますよね(笑)。入社が2、3年違いですと研修で一緒になることもありますね。櫻井さんとは研修で同じチームになったことがあります。
櫻井
そうでしたね。今いる経営企画部への配属は、櫻井がこの部署に合うのではないかと適性を見てくださっている部分もあるのかなと受け入れています。社内にはいろいろな部署があってそれぞれ担うものは違いますが、ビル管理、そして東京不動産管理を支えている点はどこに行っても変わりはありませんので、業務内容が違うだけだと思っています。
菊地
以前経営会議に参加した時に、説明するのにとても緊張しましたが、自分としてはいい経験をさせてもらったと感じています。櫻井さんは仕事柄、経営陣と一緒のことが多いですよね。
櫻井
現在は経営陣に近いところで仕事をしていますが、私も現場からスタートしていますので、パイプ役になれたらという気持ちがあります。会社をよくしたいという思いは経営陣も現場も一緒なので、双方のバランスを取りながら方針決定の補助を行い、全役職員へどのように浸透させ、方向性の乖離を少なくしていくかは、仕事の面白さの一つだと思います。
齋藤
現場業務を担当していた時は、本社の方々が行う仕事の内容や意図が見えにくい部分もありました。今こうして本社業務を経験してみると、例えば設備管理業務でも他物件のやり方の情報共有や、対応のバラつきを無くす施策など、橋渡し役・調整役として必要であることが改めて分かります。経営陣の方針のもと、各部署が現場と共にそれぞれの業務を適性に行い、会社や品質をよりよくしていきたいという意識が強いことを、身をもって実感しますね。

会社はどう変化しているか
どう変えていきたいか

櫻井
ビル管理業界は、業界シェアを独占している企業がなく、差別化しにくい業界です。今までは、建設に携わった企業の関連会社が管理を担うのが風潮でしたが、ここ数十年でだんだんとその風潮も崩れつつあります。ですから、「何か新しいものや違いを生み出さないといけないよね」という空気感はあるのかなと思います。当社もここ十数年前から本格的に新卒を採用しはじめましたし、若手の意見や発想がほしいというところもあるのではないでしょうか。
齋藤
東京建物でも管理業務にIT技術やシステムなどを導入し、同業他社との差別化のために管理やテナントサービスの品質向上を目指そうとする動きがあります。当社としても管理などに直結する話ですから、最大限効果を出すために双方での検討を行っています。これからの管理やサービスのあり方も模索されていくのではないかと感じます。
菊地
近年では管理業務に対して均一な品質が求められるようになってきたと思います。先程のインスペクションもそうですが、機器台帳の整理整備に新たなシステムを導入したり、書類にも標準書式ができたりと、若手でもベテランでも同じサービスを提供できるようにしているのかなと感じます。パソコンのログ管理を行うようになり、もともとサービス残業はありませんでしたが、時間管理の意識が芽生え、ワークライフバランスが取りやすくなった印象があります。
櫻井
健康経営優良法人認定も取得していますし、健康経営に関してはこれからも力を入れていくのではないでしょうか。将来的には、テナント様から「管理会社が東京不動産管理だからこのビルに入居したい」と言われるような会社にしたいと思います。今はどこの会社が管理しているかは関係なく、賃料、立地や周辺環境、内装などを基準にオフィスを選んでいると思うのですが、品質を高め、磨いていくことで、まずはオーナー様に選んでいただき、その次にテナント様に選ばれる会社にしていきたいと考えています。
菊地
ビル管理業界の中での売上ランキングがあるのですが、当社はもっと上位に入っていいのではないかなと思っています。そのためにも、東京建物ももちろん大事なのですが、他のオーナー様にも選んでいただけるような管理業務を実施していなかければなりませんし、それに対して、「よし、みんなで頑張るぞ」という空気感を作っていこうと思っています。不具合が起きたときに、いかにスムーズで的確に、コストを考えながら動けるかがポイントになりますが、なるべく設備員と一緒に現場を回ったり、不具合を直す方法を一緒に考えてオーナー様に最適な提案をしたり、より団結力を高めたいという気持ちがありますね。

この仕事に就いて、
この会社に入ってよかったこと

菊地
ビル管理は、テナント様が執務を安心安全に行えるようサポートする仕事です。例えば、台風などの自然災害の際も、注意喚起を行ったり、いざ漏水しても素早く現場に駆けつけて対応するなど、社会を裏で支えているのだと認識しています。私としては、そのようにインフラを支える仕事に就けたことはとても誇りに思っています。当社に入ってよかったことは、やはり経営基盤がしっかりしている上に、景気に左右されず比較的安定して業績を出しており、従業員が安心して働ける環境にある点でしょうか。当社に入れてよかったと思っています。福利厚生も充実していますよ。
櫻井
ビルの一生を人生に例えれば、ビル管理が担うのはその中でも一番長い時間となります。その時間に携われる仕事であるという点は大きな魅力の一つです。私は建築学科だったので、建てる側の気持ちも少しは分かるんです。こういうコンセプトで、こういう風に使ってもらいたいという思いがあるものですが、時代の流れとともに、空間の使われ方は変遷を遂げていきます。そういったビルの長い人生を見続けられることは、ビル管理だからこそできる経験です。ビルのストーリーの本や、写真集を作ってほしいくらいですね(笑)。
齋藤
本来の意図と違った使われ方をされているのは面白いですよね。私が以前に経験した現場では、建築当初はフィットネススペースとして作られたところが、結局事務所になっていました(笑)。店舗として使うのか、事務所として使うのかによって必要とされる設備も違いますし、それに合わせて工事をするなど、建物なりのストーリーがありますよね。
櫻井
私もそこが一つの面白さだと思いますね。当社に入ってよかった点は、若手でも意見が言いやすい環境がある点でしょうか。最初に配属された九州支店でも、上司から「おまえの失敗くらいたいしたことじゃないから、好きなようにやれ」と言われたことを今でも覚えています。大変お世話になったのですが、最初がそういう環境だったからこそ、ここでなら頑張っていけるなと思いましたし、本社でも、そういう方が多いのではないかと感じますね。
菊地
私の様に若手でも「こういう仕事がしたいです」と言えば、信頼して任せてくれる風土はあると感じます。現場にいたから分かることがあるでしょ?という角度で意見を聞いてくれたりすることもありますね。
齋藤
私は一つのモノを大切に長く使うという感覚が好きで、ビル管理業に共感を覚えてこの仕事を選びました。モノも建物も、使われ方によって寿命も変わりますし、使われなくなると一気に劣化していってしまうんですよね。建物とそこで働く人々を支えるこの仕事は社会的にもとても意義があるものだと感じています。当社の魅力は、お二方と重なりますが、やはり働きやすい環境が整っている点でしょうか。例えば資格取得に関する手当をはじめ、細かなところに配慮をしていただいているように感じます。私が約10年当社で働き続けているのも、その結果なのでしょう。もともと平均年齢も高めな業界ですし、個人的には新卒の方が増えてくれれば、当社もより活発になるのではないかと考えています。親切な方も多く相談できる環境もありますので、腰を据えて取り組みたい方にぜひ応募していただきたいですね。